手譜(テフ・TEFU)
ベクトルという言葉は物理学の分野で使われる場合“大きさと向きを持った量”を表します。将棋の各コマはルールで定められた効きの“向きと量”を持っていますので効きイコール、ベクトルと考えています。
将棋は2人で交互にコマを進め、敵王を追い詰めるゲームです。その際にコマの効きの変化を連続的にシミュレートすれば、流れや全体像が感覚的にわかります。このソフトを手譜(テフ・TEFU)と名付けました。
コマの種類は8種、敵陣に入った場合に成りとなる6種を加えて14種となり、先手と後手で、最大で合計14×2=28種類の効き(ベクトル)で戦います。
手譜は7つの色で展開します
- グレー
効きのない升目。初期状態で1-五から9-五までの一列 - ダークブルー
味方の効きがない先手の駒位置(6カ所) - ダークグリーン
味方の効きがない後手の駒位置(6カ所) - ブルー
先手の駒の効き範囲 - グリーン
後手の駒の効き範囲 - オレンジ
先手と後手の効きが交差する枡目 - ピンク
味方の効きがなくただ取りされる駒がある升目